水星の魔女は数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代に、辺境の地・水星からアスティカシア高等専門学園へ編入してきた少女スレッタ・マーキュリーが、たくさんの人との出会いで成長し、「ガンダム」の真実に迫っていくSF作品です。
「ガンダムシリーズ」に属するロボットアニメであり、Season1が2022年10月2日から2023年1月8日まで、Season2が2023年4月9日から7月2日まで放送されました。
しかし、「ガンダムシリーズは話がわかりにくそう」と観るのをためらっている方もいるのではないでしょうか?
水星の魔女って内容がわかりにくそうでまだ観てないんだよね…。
見応えがある作品だったよ!実際に観た感想をふまえながら押さえておきたいポイントを解説していくね!
この記事では
- 水星の魔女はわかりにくい?
- 押さえておきたいポイント
- 水星の魔女を実際に見た感想
について書かれています!
※記事の内容は記事公開時点のものです。
水星の魔女はわかりにくい?(ネタバレ注意)
結論から言いますと、SNSの情報や実際に見た意見としては
水星の魔女は少しわかりにくい作品という印象でしたが、見応えがある作品でした。
内容がわかりにくそうでまだ観てない方向けに
わかりにくいポイントと、押さえておきたいポイントを解説していきます。
「ガンダムはシリーズわかりにくい」という印象を持っている方は少なくありません。
なぜわかりにくいという印象を持つのか個人的に考察してみました。
わかりにくいと感じるポイントは「敵が誰なのかわからない」だと考えられます。
例えば、物語の第1話から最終話まで「勇者が魔王を倒す」という話だとすると、
敵は魔王であったりその手下達であることが予想できます。
しかし水星の魔女は物語の第1話から最終話まで一貫した敵が存在しません。
よって、敵をイメージすることが少し難しいと思います。
水星の魔女は簡潔に言うと、モビルスーツ(MS)と呼ばれる人型機動兵器の最大手企業「ベネリットグループ」におけるグループ内の覇権争いのお話です。
ちなみに、ベネリットグループは150を超える企業で構成される巨大複合企業です。
作中では売上上位3社(御三家)の間の競争とグループ総裁の座を巡る闘争の2つの争いが描かれているため、難しいやわかりにくいといった印象を受けることがあると思います。
私も最初は難しいと思いましたが、読み進めていくうちに慣れてきました。
また、ガンダムシリーズ特有の非常にリアリティのある設定ですが、ポイントを押さえることでわかるようになりました。
個人的に押さえておきたいポイントは次の3つです。
- ベネリットグループ内の覇権争いのお話
- 学園を舞台にした物語の背景に企業間戦争
- ベネリットグループ総裁=絶対的権力
まだ観てない方向けに個人的に押さえておきたいポイントについて詳しく解説していきます。
ベネリットグループ内の覇権争いのお話
水星の魔女はモビルスーツ(MS)産業の最大手企業「ベネリットグループ」における、グループ内の覇権争いのお話です。
わかりやすく言うと、
ベネリットグループ総裁
VS
CEO 3役
(ジェターク社・ペイル社・グラスレー社)
といった構図になっています。
ベネリットグループ総裁のデリング・レンブランは「結果がすべて」という信条を持つ絶対権力者です。
業績が良くない企業を切り捨てたり、自分の娘に面会する時間も切り捨てたりと、とても冷徹な人物として登場し、権力を振りかざして自分が決めたルールさえも都合よく変えようとします。
それに反感を持つベネリットグループの売上上位3社(通称:御三家)がそれぞれの意見で対立し、次期総裁の座をかけて争います。
個人的にはジェターク社CEOは息子たちを政治や企業のコマとしか見ていなかったり、グラスレー社CEOは本来禁止されていたガンダム開発を裏で行っていたりと、あまり好きになれないキャラクターでした。いかにも重鎮といった雰囲気であり良識派のグラスレー社CEOが一番真面目なキャラクターだと思いました。
学園を舞台にした物語の背景に企業間戦争
水星の魔女は途中まではアスティカシア高等専門学園を舞台とした学園生活が描かれています。
ベネリットグループ総帥の娘ミオリネの婚約者の座や最強のMS操縦者「ホルダー」の座をかけた、主人公スレッタ・マーキュリーや御三家の御曹司たちの争いが描かれています。
自社のMSを使用する学生が優秀な成績を修めることで、企業の知名度向上や信頼獲得、技術力の高さをアピールをすることができるため、企業が学生生活が密接にかかわってきます。
ベネリットグループの企業はモビルスーツ開発で競い合っているため、モビルスーツの性能や技術に関する情報収集は学生同士の間でも行われ、パイロットの操縦技術だけでなくモビルスーツの性能が成績を左右することは間違いありません。
結局、企業の力が学生の学園での立場に反映されています。
ベネリットグループ総裁=絶対的権力
組織図やストーリーより、ベネリットグループ総裁には絶対的な権力があることが強調されています。
組織図で特徴的なのは、ベネリットグループの総帥がMS開発評議会の下の監査組織、カテドラルの統括代表も兼ねていることです。
つまり、ベネリットグループ総帥が命令すれば、企業内のどんな存在も実力で排除できる仕組みになっています。
ベネリットグループの総裁はとても大きな権力の持ち主だったよ!
水星の魔女を実際に見た感想
実際に見た感想は、水星の魔女は少しわかりにくいと感じる作品でしたが綺麗な映像が印象的な見応えのある作品でした!
個人的には水星の魔女の企業間戦争の中で交わされる企業の話題が難しく、出てくる企業数が多いため登場人物を見分けるのに苦戦しました。しかし、要点を整理して観ることで見分けることができ、話の内容を理解することができました。
また映像がとても綺麗で、会話シーンであってもセリフだけでなく映像から多くの情報が伝わり、ついつい映像に見入ってしまいました。個人的には迫力のある戦闘シーンも良かったですが、主人公が熟れたトマトを丸かじりするシーンが印象に残っています。トマトの果汁がじゅわっと溢れ、甘くてみずみずしい様子がとても伝わってきました。
水星の魔女は話題が少し難しいけど、映像がとても綺麗な作品だったよ!
まとめ
個人的には、水星の魔女は少しわかりにくいと感じる作品でしたが、綺麗な映像が印象的な見応えのある作品でした!
個人的には水星の魔女の話題が難しいと感じましたが、グループ内の覇権争いや企業間戦争であることを整理して観ることで内容を理解することができました。
また、映像がとても綺麗であり、ついつい映像に見入ってしまいました。個人的には迫力のある戦闘シーンも良かったですが、主人公が熟れたトマトを丸かじりするシーンが印象に残っています。トマトの果汁がじゅわっと溢れ、甘くてみずみずしい様子がとても伝わってきました。
水星の魔女は綺麗な映像が印象的な見応えのある作品だったよ。
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